ごく普通のサラリーマンが、閉鎖病棟に入院させられた体験記

家族になにか言われるかと思うと怖い

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昨晩、実家で夕食を食べたあと、家に帰ってから、翌日は何しようと考えた。
昔からだけど、土曜日に家にいるというのは、なんか嫌な気がする。
いわゆる日曜病というやつ。

心では何かしたいと思うのだけど、もう一方の心が動かない。
行動力が伴わない。

必死に考えた結果が、「ワラビ採り」。
山菜採りだ。
精神病院に通院する前は、よく山菜採りへ行っていたものだ。
が、いろんな不幸が続き、病んでうつ状態になってしまってからは山などには行ってない。
しかも一緒に食べてくれる人はいない、

ということで、父母に贈呈することを思いついた。

が、自分が山菜採りのフィールドとしている場所の山菜はちょっと細い。
一方、両親の採るワラビは太く、昔から自分が採った山菜は細いと酷評されていた。

だから、採った山菜を「細い」と言われるのかと思うと不安と恐怖で眠れなかった。

日が明けてからも、山菜採りに行こうかどうか迷い、なかなか決断できず、3時過ぎになってようやく出発。

山菜は生えていたけど、自分が採った山菜を過小評価されるかと思うと怖くて、涙が出そうになった。
ワイパックスを飲んで、耐えしのんだけど、やっぱり山菜を採ることはできなかった。

妻とは、「おいしい」と言って食べることができた山菜。
でも両親にはどう評価されるかわからない、漠然とした恐怖と不安だった。

自分でも被害妄想だということはわかっている。
でも今はまだ、治らない。

追記(2014年4月7日)

寛解した状態でこの日記を見ると明らかにおかしい。
被害妄想も度が過ぎてる。
双極性障害の焦燥状態だと思える。

メンタルヘルス情報局・うつ病チェックはこちら

精神科病院入院体験記

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