精神病院閉鎖病棟入院体験記

ごく普通のサラリーマンが、閉鎖病棟に入院させられた体験記
精神科病棟の部屋にはいろんな種類がある

まんまと隔離室に入れられた

閉鎖病棟内での生活についての説明を聞いたあと、部屋へ行くことになる。
「今晩は、落ち着いたお部屋で休んでいただくことになります」
と言われ、いわゆる「隔離室」という鉄格子部屋に入れられることになる。

「え、え、え?聞いてないんだけど?」

鉄格子がある部屋に入院するなんて、まったく聞いてないんだけど!!
さすがにちょっとムッとした。
その一方、
「どんなところなのだろう?」
という好奇心も多少はあった。
なのでそれほど抵抗することもなく、鉄格子がある隔離部屋(通称:檻)に入れられることになった。

隔離部屋の鍵がガチャって鳴った

誘導してくれた屈強そうな男性看護師は、たくさんの鍵をジャラジャラ鳴らしながら腰に携行している。
部屋の数だけ鍵を持ち歩いているので、ジャラジャラと音をたててる。
これだけの数の隔離部屋があるということを考えるだけでもゾッとする。

目の前には檻がある。
大げさとかそんなんじゃなくて、本当に動物園の檻のよう。人間が入るところとは思えない。
男性ナースはたくさん持ってる鍵の中から一つを取り出し、目の前の部屋の鍵を開ける。

「ガチャン」
という金属音が鳴った。
生々しい音。
この、「ガチャン」という音を聞いて、好奇心が半分吹っ飛んだ。
人間から動物に変わったような気がして、不快になった。

何種類かある精神科病院の部屋

入院した精神科病院の閉鎖病棟の隔離室には、ハードとソフトがある。
それ以外にも何種類かの病室があった。
以下が、入院した精神病院の閉鎖病棟に実際あった部屋。

隔離病棟にある部屋

  • 隔離室(ハード)
    一番ハードに聞こえるし、実際そういう部屋。他の人とは隔離されている、つまり鉄格子付きの檻のような部屋。
  • 隔離室(ソフト)
    ソフトという言葉尻にとらわれてはならない。実態は隔離されてる。ハードとの違いは色?
  • 個室
    個室にも2種類あった。
  • 大部屋
    この部屋での体験はない。
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