精神病院閉鎖病棟入院体験記

ごく普通のサラリーマンが、閉鎖病棟に入院させられた体験記

心の病から完全に抜けだして、再就職(復職)フルタイムで働くいうのは難しいと思う。
まずは無難にバイトとか、時間を区切っての勤務がいいと思う。

社会というのは辛いところで、
「リハビリがてら」
とか、
「心の病」
というのはなかなか理解してもらえない。

直ぐにやめてしまうと思われるからだろう。
心の病で休職(退職)して、ブランクが長い人もいるだろう。

面接に行きづらい2つの理由

筆者の場合も800日以上ブランクがあったのでわかるが、

  • すぐに社会復帰して働けるか
  • 面接でブランクについて聞かれないか

の2点が大いに気になった。

結論から言えば、筆者の場合は、フルタイムで働き始めたけど、今はバイトにしてもらっている。
ブランクについては面接で聞かれた。
たぶんブランクが理由で落とされたんだろうなーと思ったこともある。

たしかに、ブランクが理由で面接が億劫だったとか、落とされてショックだったということがある。

自分ではなく病気が悪いからバイトの面接に落ちる

でも、面接が億劫だったのは、今から思えば心に歪みがあったから。
自分が悪いからではなく、病気が原因だからブランクがあったわけで、自分を責めているわけではない。
すべて病気が悪いんだ

そう思えば心が晴れた。

10社ぐらい応募しただろうか。
最後の方はもうどうにでもなれと思っていた。

人一倍努力しなければいけないわけではないし、再就職のために頑張りすぎて心を病んでしまったら元も子もない。
面接や書類選考で落とされたとしたら、それはすべて病気のせい。あなたはなにも悪くない。
精神科の先生もそう言ってた。
自分はこの言葉を信じてる。

なので、最後の面接では病気であることを公言した。
そしたらパスすることができた。
下手にごまかすよりも正直に行ったほうが楽。

正直にうつ病なり心の病をカミングアウトして、面接に合格しなければ、もうしょうがない。誰を恨んでもなにも始まらない。

すぐにこんなふうに考えのスイッチを切り替えることはできないかもしれないけど、見識を広めるためにも、こういう考え方があると思ってもらえると嬉しいです。

 

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