精神病院閉鎖病棟入院体験記

ごく普通のサラリーマンが、閉鎖病棟に入院させられた体験記
暴れる女子高生が無理矢理拘束着を着せられたという話

拘束着を着せられた女子高生 

彼女の話は衝撃的だった。
名前はUちゃん(仮名)。

定時制の女子高生。

Uちゃんは17歳の女の子だけど、彼氏とうまくいかなくて家で暴れたら、拘束着を着せられて精神科病院まで救急車で運ばれてきたという。

Uちゃんから話を聞かされた時、
「拘束着など今どきあるのか?」
とみんなで驚いた。

閉鎖病棟にはいろんな人が入院しているが、拘束着の実体験を聞くのはみんなはじめてだった。

どうやら相当暴れたようだ。
部屋にあるありとあらゆるものを投げたらしい。
だからと言って、暴れたところを無理やり拘束着を着せるとは…、
しかも女子高生相手に…。

ちなみに彼女はかわいい。
が、シチュエーションに妄想している場合ではない。
字面だけだと興奮するシチュエーションだけど、実際はかなりの修羅場だったに違いない。
みんな異口同音に可愛そうだと言ってた。

女子高生という多感な時期に精神科入院&拘束着体験

しかも多感な高校生という時期。
彼女がどんな病気かわからないが、高校生という年齢で拘束着という体験をしたことはトラウマになるに違いない。

閉鎖病棟に来た後は、しばらく隔離室に入っていたとのこと。
が、隔離室から出てきた彼女はいたって普通の17歳の女子高生らしい女の子。

Uちゃんはいたって普通で、病気なのかただ暴れただけなのか全くわからない。
ただ単にキレて物を投げる子などいっぱいいるだろうに。
特に多感な女子高生だったらなおさら。

で、彼女の入院生活だが、携帯と漫画がないのが寂しいという。
やはり女子高生だなーと感じた。

しかし、いくら暴れているからといって拘束着を着せるというのはありなのだろうか?
女子高生というシチュエーションよりも、人権上許されることなのかということが頭によぎった。

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