ごく普通のサラリーマンが、閉鎖病棟に入院させられた体験記

働いていない後ろめたさ

精神科病院の閉鎖病棟に入院しているとみんな病気だし、毎日が日曜なので曜日感覚はほとんどなくなる。のだけど、退院すると嫌でもそこは一般社会。
友だちだったり家族だったりが働いている。

働いていないと社会に申し訳ない

すると、働いていないことに後ろめたさを感じる。

病気で休職したり仕事をやめたりで働いていない状態だと、まわりが働いているのを見ると焦る。
焦るというか、働いていないことに関して後ろめたさを感じる。

  • 社会に対して申し訳ない。
  • 社会との接点がないので、自分のアイデンティティが感じられない。

など。

うつ病や統合失調症、双極性障害でこんな気持ちを抱いている患者は多いのではないだろうか。
特に境界性パーソナリティ障害と鬱病の人に、この気持ちを抱く人が多い(管理人調べ:回答者数人)

確かに後ろめたい

管理人の場合も、働いていないことがムチャムチャ後ろめたかった。

上に書いたように、社会との接点がなく、一人ぼっちでものすごく孤独感を感じたし、もう永遠に働けないかと思うと、社会に対して申し訳ない、生きている意味がないと毎日のように感じた。

そして、近所の目が気になって、平日に外に出るのがためらわれた。

平日から家にいる人はいっぱいいる

だがちょっと待ってほしい。ホテル勤務ならシフト制、美容師なら定休日は平日、看護師もシフト制。平日から家にいる人なんていっぱいる。

主婦をしていて日中家にいる人も多い。

なんで自分はそれほどまでに働いていないことの後ろめたさを感じていたのだろう?

と、家にいることの後ろめたさは解消されました。

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精神科病院入院体験記

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